たねだ治療院

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鍼灸師
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    現在、医師以外の者が鍼を行う為には「はり師」、灸を行うには「きゆう師」の国家資格が必要になります。この鍼灸師と言う資格は一つではなく、はり師・きゅう師と別々になります。国家試験は同一に行われ共通する問題が70%出題され、残りの30%がはり師、きゅう師別々の問題が出ます。しかし、なぜか毎年はり師きゅう師の合格数が異なる不思議な現象が起こっています。なので片側しか合格できなかった人は”はり師”もしくは”きゅう師”のみの資格になって名刺を作成する時などハズい事になってしまいます。(ここだけの話)

     

    (はり)

    鍼治療(はりちりょう)とは、身体の特定の点を刺激するために専用の鍼を生体に刺入または接触する治療法である。中国医学等の古典的な理論に基づいており、中国・日本・韓国でそれぞれ発達した。

    中国医学では、経穴を刺激することで経絡として知られる道を通る「気」の流れの異常を正すとされる。科学的調査では「気」、「経絡」、「経穴」、といった中国医学の概念に組織学的あるいは生理学的相互関係は見出されておらず、一部の現代の施術者は中国医学的手法に基づかない鍼療法を使用している

     

    (きゅう、やいと)

    艾(もぐさ=ヨモギの葉の産毛を陰干し・精製取得したもの)を皮膚上で部位を選択して燃焼させることによって病態に治療的介入をおこなう伝統的な代替医療、民間療法である。中国医学、モンゴル医学、チベット医学などで行われる。もぐさを皮膚に乗せて火を点ける方法が標準とされるが、種々の灸法が存在する。

     

    wikipedia 参照

     

    日本では、鍼灸術には様々な流派(方法論)が派生していますが、古典に基づいたモノから現代医学に精通したやり方まで様々です。西洋医学で言うところの病名(診断名)の事を、鍼灸の古典では「証をとる」と言って、その証の取り方が問診から始まり、舌、腹、脈(触診)を触れて病の状態を現します。鍼管(しんかん)と言う筒の様な物に鍼を入れてトントンと叩いて刺入する方法は日本人が考案したと言われています。中国や韓国で行われる鍼術と日本の鍼術は異なります。

     

    鍼灸は身体は不調なんだけど病院では異常とみなされないグレーゾーンの症状に対し中国医学では未病(みびょう)と言い、とても有効だと言われています。病気ではないけど、なんか身体に痛みがある、だるい場合や疲労やストレス解消、健康増進にも向いています。逆に苦手なのは感染症やガン、アレルギーです。

     

    ※知っておいて欲しい事

     

    ■ 東洋医学と西洋医学は水と油

    こうした基礎となる東洋理論は西洋医学とはまるで異なるため西洋医学と東洋医学は全く交わる事は不可能になります。よく広告などに書かれている西洋医学と東洋医学の融合、あるいは良いとこ取りみたいな表現する施術家がいますが、それは欺瞞でありとても未熟な鍼灸師に相当します。

     

    ■中国医学=東洋医学ではない

    東洋医学はアラブのユナニ医学、インドのアーユルヴェーダ、シッダ医学を始めとした中国医学、チベット医学、韓医学、タイ医学、インドネシア方面のジャムゥなどの主にアジア圏で生まれた伝統医療の事を言います。西洋医学はギリシャ医学が始めとし、薬学や手術を用いて病気の原因となる物を客観的《数値化・可視化(映像など)》な捉え方をしてそれを排除し治癒させる療法を目指したのに対し、東洋医学は自然や目に見えない「気」や「関係性(心と身体など)」を重視しており、さらに宗教的な思想と表裏になって発展していきました。

     

    ■ ツボは鍼灸師が専門(重要)

    よく整体師やエステティックサロンなんかが経絡○○、ツボ療法などと宣伝していたりします。しかし彼らは経絡やツボに関しては特に深く履修していないため専門家ではありません。経絡、ツボ療法は基本鍼灸に勝るものはありません。整体は基本西洋医学がベースなのですでにそこから矛盾が生じています。整体師が妙に東洋医学を推しているのがいたら雑誌や一般書から得た程度のものだと思って下さい。整体師は中国医学とは無縁の人達なので「気」「経絡」も何もわかっていません。

     

    ■ 鍼灸師の技量にムラがある

    マッサージ同様鍼灸にも個々による技量のムラは存在します。料理で例えると美味いか不味いかです。現在鍼灸師は10万人を超えていて、もはや飽和状態なため一人の鍼灸師が修行を積むには限界があります。経験と才能がモノを言うこの世界は技量にとてもムラがあります。これは美容師や料理人のような下積みの仕事がないためであって、免許取得後の鍼灸師は生産性が無いけどすぐに現場に立たされてしまうため、なにも効果を与える事が出来ずに鍼灸に対するイメージが失墜させています。こうした事態に遭遇しないためにもプロフィールのチェックが必要になるのです。

     

    ■ マッサージが上手な人を選べ

    正確なツボをとれるようになるには洗練された指先の感覚が必要になってきます。それはマッサージも同様でどこを押せば良いのかとツボを見つけて鍼を刺す行為は全く同じと言っても過言じゃありません。したがってあん摩マッサージ指圧師の免許を持っている鍼灸師の方が上手になる確率が高いのも事実です(すべて全員ではない)。あん摩マッサージ指圧師の免許を持っていない鍼灸師も多く存在し整体と称してマッサージもどきをしている鍼灸師もいますので、初めて行くお店でとりあえずマッサ−ジ(整体)を受けてから鍼灸を受ける事をオススメします。あと趣味でギターなどの弦楽器をしている鍼灸師がNGです。指先が洗練されていません。指先が洗練されているとギターの弦なんて痛くて触れません。

     

    ■ 美容鍼が流行ってますが

    美容鍼も同じく技量にムラがあります。都心や繁華街で構えているような美容鍼のお店は一見設備の見栄えでヨサゲに見えるかも知れませんが、キャリアとしてはとても低い鍼灸師が多いのも事実です。美容を扱うため容姿重視で妙に若い新卒の女性の鍼灸師とか見た事ありませんか?そんな若い鍼灸師を雇用し、あくまでも外観重視のお店が多数あります。あと沢山刺せば良いってもんじゃありません、HPでキャリアがキチンと表記されているお店を選びましょう。こうした鍼灸の選別のは注意が必要です。

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